2017年11月30日に、株式会社kaettaraを創業しました。

この記事を書いているのは、2018年6月7日の代表の永井彩華です。
kaettaraをつくって、ちょうど半年が経過しました。少しだけ、創業の経緯を振り返ってみたいと思います。

わたしは以前から、11月30日に会社を創業したい!という強い想いがありました。
11月30日はわたしのおばあちゃんの誕生日だからです。

うちのおばあちゃんは82歳です。幸い、今はある程度元気なのですが年々衰えを感じてきています。
最近、アルツハイマーの恐れがあるという診断も出てしまいました。

数年前、わたしが「仕事がネックで地元に帰れない人をなんとかしたい」と起業を決意した背景には、少しでも多く、小山市に住んでいるおばあちゃんと共に過ごしたい、という想いがあったからです。

いつか、おばあちゃんが亡くなる日がくることでしょう。
わたしはあまりにもおばあちゃん子なので、想像するだけで悲しいです。自分で書きながら泣けてきました。

大好きなおばあちゃんの誕生日に、自分にとって一生大切に育てていきたいものをつくりたいと思いました。わたしはそれを、会社にすることにしました。

そう決めたら、わたしは数字と記念日への執着がとても強いので、淡々と11月30日に向けて準備を進めることができました。

正直、登記までに○○しようっていうTO DOリストはたくさんあったのですが、全然、計画通りにはいきませんでした。人って、自分で決めた期限って簡単に破りますよね。

でも、準備不足でも突き進むことは、悪いことじゃない気がしています。やる前に心配していたことでは、今、おそらく悩んでないからです。

自分が食べていけるのかどうかで不安だった、フリーランス時代。

創業したら、自分が食べて行けるのかっていう次元の悩みを通り越して(仕事状況は別に変わらないにも関わらず)、一緒に働く人の人生を考えたり、もっと遠くの視点が生まれます。そうすると、今まで悩んでたことは「ひょいっ」と飛び越えてたりするものです。

悩み、というか課題はなくなることはありません。別の課題にぶち当たるだけ。

そんな感じでなんとか半年間、楽しくkaettaraをやっています。そんな弊社です。今後ともよろしくお願いいたします!

2018年6月7日
株式会社kaettara
代表取締役 永井彩華